ハイレゾの真意

ハイレゾという言葉がよく聞かれるようになって久しいです。音に限って言えば「聴こえないほどの高周波帯域を含む高解像度」という意味合いで使われると思いますが、単に「音が柔らかい」「本物に近い」などの観念的な話はともかく、その真実はどこにあるのでしょうか。

私達が長岡技術科学大学の中川教授と共同で、脳波のフラクタル指数を用いた感性分析を進めた実験では、湾曲板を湾曲圧力を振動源とする凛舟と、一般的な粗密波方式のハイレゾスピーカーを比較した場合、生録音のハイレゾ音源だと凛舟が心地よさ、安心といった快の感性を35%向上させ、不安や恐れといった不快の感性を55%減少させる結果が出たのに対し、全く同じ曲、同じテンポ、同じ演奏内容、同じ音量ですが、ハイレゾ・サンプリング音源を使いコンピューター演奏させたハイレゾ音源だと、快が51%減少するだけでなく、何と怒りの感性を16%も増幅する事が分かりました。

ここに、「ハイレゾだったら何でも良い」という訳ではない、という重要なポイントが見て取れます。

江本勝さんは「水の結晶」で世界的にも有名な方ですが、愛・感謝の言葉をかけ続けた水の結晶はとても奇麗な形をしているのに対し、罵倒の言葉をかけ続けた水の結晶は形がゆがんでしまっている、という興味深い話があります。特に「祈り」の力は絶大であることが記されています。
村上和雄さんの「人は何のために祈るのか」という本の中では、地球の反対側の病を抱える人に対して、沢山の人が祈りを捧げた結果、病が癒されたという研究成果が記されていました。

眉唾と片付けるのは簡単ですが、それにしてはあまりにも沢山の事例の報告があります。むしろ、これらの祈りの力については何千年も前から幾度となく最大の歴史書である聖書に書かれています。

ここからは上記の先生方の知見をベースにした私の勝手な私的見解ですが、愛の祈りは、非常に高次振動成分(脳波のような微弱電流なのか、イオンの電子レベルなのか、遺伝子レベルなのかわかりませんが、なんらかの変位)を発生し、頭蓋骨をはじめとする身体中の振動発生・受信装置がアンテナとなり、非常に遠くまで届くのではないかと考えています。

高次振動成分自体は電波が非常に微弱だが、これが楽器や声(=水)といった振動発生源が非常に高次な振動で共鳴したとき、それがよりダイレクトに人に伝わっていくのではないか、と考えています。あるものは空気中を伝わるでしょうし、あるものはもしかしたら大気圏とか、もっと大きな宇宙を振動させてしまうのかもしれません。

そう考えるに至ったのには、2つの理由があります。

1つは、微振動で音を伝える湾曲版増幅の音の伝わり方が、高域の距離減衰が驚く程少ない、ということです。一般的な疎密波とは明らかに違う音響特性だからです。一番分かりやすいのが、スピーカーの真ん前に立っても、音が全く変わりません。
赤外線でやけどする人はいませんが、紫外線だとやけどします。波長が小さくなればなるほど、エネルギーは大きくなるはずです。ということは、振動がいわゆる粗密波でなく、超音波、さらには光のような高い周波数である可能性を考えたとき、相当小さな振動でも、遠くまで飛ぶ可能性があるということです。

もう1つは、逆を考えるとより分かりやすいと思います。すなわち、可聴帯域外の低域はどうでしょうか。ヒトラーは演説の際に低周波を流していた、という話がありますが、身近なところでも、近所の工場が出す低周波や、ボイラーの出す低周波の為に心身を病むケースが多くあります。また、聴こえる帯域では、たとえばナイトクラブはどうでしょうか。体に響く重低音は、群集心理・犯罪・現実逃避などの、ネガティブな感覚を生み出すことがあります。

聖書に以下の様な言葉があります。
肉の働きは明白である。すなわち、不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、まじない、敵意、争い、そねみ、怒り、党派心、分裂、分派、ねたみ、泥酔、宴楽、および、そのたぐいである。わたしは以前も言ったように、今も前もって言っておく。このようなことを行う者は、神の国をつぐことがない。しかし、御霊の実は、愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、柔和、自制であって、これらを否定する律法はない。(ガラテヤ書5:19-23)

ここに大事な指針を見ることができるのではないかと思います。

肉の働き(この世的なもの)=低周波の生み出すもの

御霊の実(神様のもの)=高周波が伝達できるもの

ハイレゾの技術も、もともと神が備えていたものを、私達がほんの少し、活用できるようになった、というだけです。

音・振動の世界にはまだまだ分からないことがたくさんありますが、謙遜に歩みつつ「愛の働き」をするものになりたいと思っています。